核磁気共鳴映像法(MRI)
香港アドベンティスト病院では、MAGNETOM ベリオ MRIスキャナーとよばれる先進の3T MRI装置を導入しました。シーメンス社製のこの装置は、最強の磁場を誇り、今日の医療分野で採用され、さらに患者様の快適さを重視した設計がほどこされています。この装置の開口部は直径70センチで、お子さん、肥満気味の方、高齢の方や閉所恐怖症の方等、従来は診断が難しかった方々の診断が容易になりました。装置の全長は173センチで、頭部の診断をのぞいて、検査のあいだ、頭は装置の外に出ています。心地よい音や音楽で検査中の雑音が軽減されるため、お子さんや高齢の方が不安を感じることが少なくなります。不安感を解消する工夫により、再検査の必要度が減り、より鮮明な画像を得ることができます。この検査は整形外科、神経画像、腫瘍学、血管系、身体全体のスキャンに用いられるほか、足や腕全体のスクリーニング検査を一度に終えることができます。
MRIは磁気共鳴画像診断の略です。レントゲン検査やCTスキャンとは異なり、MRIでは放射線を使用しません。MRIから放出される磁場が、体内の原子を特定のかたちに配列させます。これらの原子に対して電波が送られ、その反射によって出される信号をコンピューターが記録します。それぞれの組織によって異なる信号が戻ってくるため、コンピューターはこれらの信号を分析することで内臓の詳細な画像を提供することができます。
最新のMRI機器でこの他に以下の検査を行っています。
| 心臓MRI検査 |
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鼓動する心臓の新たな3D画像を作成する心臓MRI。非侵襲的で放射線を使用しないMRIは、特に冠状動脈疾患、心不全、先天性の心臓病の状況を検査するうえで大変有効な方法です。心臓のポンプ機能とかん流機能、筋収縮性、血流速度、近位冠状動脈の状態に関する詳細な情報を1度の検査で得ることができるため、心臓病患者にとっては大変よい検査方法です。 |
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| 脳MRI検査 |
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ほとんどの放射線医師が、中枢神経系(脳と脊髄)の診断においてMRIは最上の機器であると評価しています。脳卒中を患う患者に関して、拡散協調画像によって適切な血液の流れが供給されていない脳の部分をほぼ瞬時に画像化できるため、組織細胞が死滅することを防ぐ早急な治療を可能にします。 |
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| 脊椎MRI検査 |
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脊椎MRIは、脊柱管、骨質部分や軟組織などの脊椎の検査が困難な部位の詳細な画像を作成します。脊椎、精髄や椎間板にある腫瘍の正確な位置を示し問題を正確に特定することができます。背中や手足の痛みやしびれを持つ患者にとって重要な診断方法です。 |
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| MRA(磁気共鳴血管造影) |
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MRAは、非侵襲的に(身体に負担をかけずに)頸動脈や肺の血管、末梢血管や腎臓の血管、大動脈などの血管検査ができる方法です。従来の血管造影図のような侵襲的 な方法を取る必要性をできるだけ少なくし、主要な血管構造を穿刺する必要がある旧式の放射線技術を使用することはありません。 |
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